いきなりですが、顔、鍛えてますか?
滑舌を良くするために鍛えるべき重要な箇所は、ズバリ顔の筋肉です。
顔の筋肉、つまり表情筋を鍛えると滑舌がよくなるだけでなく、
人相が良くなり、与える印象が変わったり、
気分が前向きになったり
声が出しやすくなったり、
様々な効果があります。
表情筋を鍛えるためのトレーニングは色々ありますが、今回は家で簡単にできるものを紹介したいと思います。
簡単トレーニングその1「最大アイウエオ」

やり方
まず「ああああーー!」と、自分ができる一番大きな「あ」の顔をしてください。
声は出さなくてもいいです。(笑)
目は見開いて、めちゃくちゃビックリした時のような、大発見をした時のような、顔が爆発したかのような、マックスの「あ」です。
私はこれを顔を開いた状態と呼んでいます。開きまくってください。
その顔をキープして、5つ数えましょう。
5つ数えたら、次は「いいいいーーー!」と「い」の形に顔を開いて5つ数えましょう。上下の歯をむき出しにして!
「ううううー!」「ええええー!」「おおおおー!」と5秒キープを繰り返していきます。
以上です。簡単でしょ?
このトレーニングは30秒もかかりません。でもかなりの効果がありますよ。
このトレーニングのメリット
滑舌が良くなる
滑舌というとどうしても舌のトレーニングばかり意識されがちですが、舌よりも重要なのが口の中の空間の大きさなのです。
滑舌が良くない人の特徴として、口が動かないことが挙げられます。
もう少し詳しくいうと、滑舌が悪い人は口の周りの筋肉の可動域が小さいんですね。
ボソボソ、ゴニョゴニョした喋り方になってしまう人は、この表情筋トレーニングをすることで改善していきます。
セリフの表現力が向上する
セリフやナレーションなど、声のみで表現するものにも読み手の表情は大きな影響を与えます。
本人は気づきにくいのですが、情緒を込めた読みをしているとき、読み手の顔はとてもよく動いているものです。
文字通り表情は声に表れるんですね。
トレーニングのポイント ➡︎ 口角を上げる
表情筋が弱い人は口角が上がりにくいことが多いです。顔に手を当てながらでも構いませんので、とにかく口角を上げる筋肉を意識してください!
顔の筋肉が弱いままだと暗い表情になります。
ニカッ!というマンガみたいな顔をやってみる気持ちで顔の筋肉を総動員してみてください。
簡単トレーニングその2「ん?」と目を見開く
もう一つは目を見開くトレーニングです。

説明はシンプル。
小さい子供に対して「ん?どうしたの?」と明るく尋ねる感じで「ん?」という顔を作ります。
具体的に言うと眉を上げ、目を見開き、そのまま5秒キープです。
5秒経ったら力を抜き、もう一度やる。これを数セットやりましょう。
目の周りや眉の上の筋肉は、現代人は特に衰えています。
スマホを見るとき、顔の向きは下げ気味になりますよね。
このとき、目の周り(とくにまぶた)や眉の上の筋肉が緩んでいることに気が付くでしょうか。
一度スマホを見て、そのままの顔で鏡を見てみてください。やる気の無さそうな、ドンヨリした目つきになっていませんか?表情筋を使っていないと、その顔になるんです・・・。
では、鏡を見ながら、目をカッと見開いてください。同時にニッと笑うのも良いでしょう。
顔の上半分の筋肉が使われていることを意識して、陽気な顔を作ってみてください。
このトレーニングのメリット
高音域の音が出しやすくなる
意外に思うかも知れませんが、顔の筋肉(正確には顔の奥の方にある筋肉)を鍛えると、高い方に音域が広がります。
顔を使わなくても、喉を締めることで高音を出す方法もありますが、頭のてっぺんに響かせる抜けの良い高音は、表情筋を鍛えておくと感覚をつかみやすくなるのです。
感情を表現しやすくなる
これは声が高くなるから明るい声に聞こえる、という意味ではなく、メンタルに影響するという意味です。
感情が変化すると顔に表れるように、顔を変化させると感情も変化するのです。
表情筋が動きやすくなると、その分感情の振れ幅も大きくなります。
演技でも感情的なセリフが苦手で、周りから「何を考えてるのかわからない」と言われることで悩んでいました。
話してみると普通に受け答えは出来るし、いたって普通の子だったのですが、表情筋が弱かったんです。感情はあるのに、感情を表に出す出口が狭いという感じだったんですね。
その子がレッスンの度に表情筋のトレーニングをしていくうち、感情が表に出るようになり、周りからも「あの子、ハツラツしてきたね」と言われるようになったのです。
トレーニングのポイント ➡︎ 目を見開く+眉を上げるを両方意識する
目を見開く筋肉と、眉を上げる筋肉は別モノです。
どちらも意識的に動かしてみましょう。
場所を選ばず、いつでもできる
表情筋トレーニングはやる場所を選びません。人に見られなければ・・・。(笑)
ちょっとした合間にやるのに最適なんですね。
・洗い物をしている間
・お風呂やトイレなど
など、ちょっとした時間でできます。
コツは鏡を見ながらやること
ひとつひとつの顔の形はたった5秒間なのに、ほとんどの人が2,3秒で筋肉を緩めてしまいます。顔面の筋肉をキープするということ自体に慣れていないので仕方がないのです。
なので、鏡を見ながらトレーニングしましょう。
「うわ~、この顔は人には見せられないなー」と思えるほど、全力でやってください。(笑)
滑舌や表現力に意外な効果がある表情筋。
思い出した時にでもやってみてください!

