コミュニティや複数の人の中にいるとき、
「自分は話すのが苦手で・・・」
「面白い話が出来ないから黙ってしまう」
という方はたくさんいます。とくに日本人に多い気がします。

会話になるといつも相手ばかり話している。
自分は聞いてるだけ・・・。
自分は喋りベタなんだ・・・。
と自分に「話しベタ」のレッテルを貼ってる人もいるんじゃないでしょうか。
ハッキリ言いましょう。違います!
日常のコミュニケーションにおいて、「自分から話せないから話ベタ」という認識は間違っています。
この記事ではコミュニケーションの奥義をお伝えします。話ベタでも大丈夫です!
ポイント1:神髄は「聞く力!」
コミュニケーションで最も重要なことは、話すことではなく聴くことなんです。コミュ力が高い人ほど、聴くことを意識しているのです。
傾聴力(けいちょうりょく)という言葉を聞いたことがありますか?
文字通り人の話に耳を傾けて聴くことです。社会では仕事ができると言われる人ほど、この傾聴力が高いのです。
「話し上手=コミュ力が高い」ではない!
コミュ力とは「話すことが上手い人」と思いがちですよね。
もっと言うと、「面白いことを話せる人=コミュ力が高い人」と思ってませんか?
そんなことはありません。
まず人には「話をしたい」「自分の話を聴いてもらいたい」という承認欲求があります。
自分の話ばかりする人っていますよね?そういう人は、自分の承認欲求を満たすことでいっぱいになっています。相手だって承認欲求を満たしたいはずだ、と考える余裕がないのです。
聞き手に回ってしまうと、自分のことを話すという承認欲求が満たされないので、フラストレーションが残ります。そのことが「自分は話ベタだ」と思わせてしまうんです。

あのね!それでね!
〇〇が、××で、△△だったの!

うん・・・うん・・・
そうなんだー

全然話せない…
やっぱり自分は会話苦手なんだなあ
これが自分を「話しベタ」と思ってしまう人の思考です。
ですが、コミュニケーション能力というものは、喋るのが上手いだけでは高いと言えません。
コミュ力が高い人は、例外なく聞き上手なんです。
聞ける人は、1ランク「大人」
最初に述べましたが、コミュニケーションで最も重要なことは、話すことではなく聴くことです。
親と子供の関係と思えばわかりやすいかもしれません。
子供は構ってほしくていつも自分のことを主張してきますよね。それに対して親はうんうんと頷いて話を聞いてあげます。
子供に対して「いやそんなことより聞いてよ!こないだスーパーで大変な目にあったのよ~」と話す親は、あまり見かけません。
一歩オトナの人は、話を聞いてあげようとするんですね。
自分優先になるのではなく、先に相手の承認欲求を満たしてあげること。
これぞオトナの対応というやつです。
コミュニケーションは一人ではできない
「喋るのが上手い」と「コミュニケーションが上手い」はまったく異なります。
コミュニケーションが上手いということは、場の空気を良くする能力に優れているということです。
相手がたくさん喋れて気持ちよくなれたのであれば、それはその場のコミュニケーションが成功したということです。
喋るのが上手いとは、話の構成だったり、メリハリだったり、ネタ選びが上手だったり、話し手個人のスキルが高いことです。
あなたがどれだけ上手に喋ろうと、相手が「話したいのに話せなかった」と不満を持っていたなら、コミュニケーションは成功とは言えません。
だからあなたが喋りたいと思っていても、まず相手に喋らせましょう。「お先にどうぞ」の精神です。
ポイント2:まずは相槌だけでOK
聞くことが大事、といっても、ただぼーっと聴いているだけではダメです。
大事なことは、「うんうん」「ふ~ん」など、きちんとあいづちを打つことです。
人は「聞いてもらってる!」と思うだけで嬉しく思うものです。
集中して聞いているときほど、傍から見てボーっとしているように見えたりするんです。
ちゃんと聞いているのに、「この人、ちゃんと聞いてるのかな・・・」と思われるのは嫌ですよね。
逆に、わかりやすいリアクションがないと相手は不安になってしまうんです。
聞き手に回るときは、意識的にあいづちを打つようにしてみましょう。
さらに、きちんとあいづちを打つようにすると、相手だけでなく自分にも影響があります。
「ふ~ん」と声を出すことで、最初は興味がなかった相手の話にも、不思議と興味が出てきたりするんです。
以前、出会って2,3回目ほどの、まだ人間関係が出来ていない方と話す機会がありました。
その方はちょうど誰かに聞いてほしい話があったらしく、「ちょっと聞いてくださいよ~」と、1時間以上ひたすら喋っていました。
私はその間ずっと「うんうん」「へ~」「それでそれで?」と終始あいづちを打ってただけでした。今思えばちょっとおかしい状況ですね。(笑)
別れる際に「すごく楽しい会話でした!」と言ってもらえました。こっちは話を聞いただけ&ちゃんとリアクションしただけなのに、すごく喜んでもらえたんです。
ポイント3 一歩だけ深堀りしてあげる
あなたが聞き手にまわり、「なるほど~」とあいづち打っていても、それだけだと

いや~、こないだ見た映画ホントにすごかったんだよ~

うんうん

・・・・
と、相手の話がそこで終わってしまい、沈黙状態になってしまうこともありますよね。
そんなときは、別の話題を探そうと慌てず、話題の深堀りをしてみましょう。
深堀りの一番の手段は、質問してあげることです。

そのジャンル、全然知らなかったんだけど
他にはどんな作品があるの?

そういうの、昔から好きなの?

好きなキャラとか推しの役者っているの?
いくつかパターンがありますが、基本的にはさっきまでの相手の話に対して、かるーい質問をひとつするイメージです。
こうした質問をして話題を深堀りしてあげると、相手は「自分に興味を持ってくれている!」と承認欲求を大きく満たすことができ、嬉しく感じます。
ここで重要なことは、話題より、相手そのものに興味を持つことです。
まとめ
コミュニケーションの重要なポイントは話すことではなく、聴くこと。
コツは
「いかに相手に喋らせるか」です。
これが出来る人がコミュ力がある人なんですね。
喋らせるためには質問がとても効果的です。質問は「あなたの事がもっと知りたい」という意思表示そのものです。
相手が盛り上がれば、そのコミュニケーションは成功です。
自分が話して盛り上げる必要はないんですね。
「何を話せばいいか・・・」と自分の中だけでグルグル悩むより
「相手のことをもっと知りたい」と考えてみてください。
相手に興味を持ってみると、話すことが楽になっていきますよ。

