養成所や専門学校のレッスンで、きちんとしてるだけなのに「あいつはいい子ぶってる」「先生に気に入られようとしてる」「媚びてる」という陰口を言われたり、言っている人を見かけたりしたことはありますか?
そんなの見たことない!という人は、今回の記事は読む必要はないと思います。(笑)
今回は、そういった陰口を言われている人や、言われることを恐れて行動できない人に向けた記事です。
ネガティブな声に影響されて立ち止まってしまうことは非常にもったいないので、少しでも解決の助けになればと思います。
今回はちょっと正直なところをぶっちゃけています。少し厳しい言葉も出るかも知れませんがご容赦ください。
陰口のパターン
私も業界に長くいて、レッスン生の声をたくさん聴いてきました。それは陰口もたくさん耳に入ってきます。
相談したいというので聞いてみたら「あの子、講師陣に媚び売りすぎだと思いませんか?」という内容でびっくりしたこともあります。
レッスン生からの愚痴っぽいものは大体パターンがあり、
- 講師に気に入られよう必死
- コネで仕事をもらっている
- 実力が無く、ルックスだけ
- レッスンでいつも手を挙げて、点数かせぎ
というようなものです。
どれも一言「ただの嫉妬だなあ」で済ませるようなものです。(笑)
言われたことのある人はむしろ「嫉妬される側」の人間です。上に見られているということです。胸を張ってください。
ひとつずつ解説していきますね。
「アイツ、講師に気に入られようと必死だ」
レッスンを斜に構えた態度で受ける人がよく言う言葉ですね。(笑)
一生懸命に技術を吸収しようとしているのですから、教えている講師からすると嬉しいに決まっています。講師がそうした生徒を気に入るのは当然です。
日本人には特に「ガツガツ一生懸命になるのがダサい」という感覚が強いです。おそらく、必死にやって失敗するのが怖いという気持ちの裏返しだと思います。
別に過剰な媚びを売ったり、一緒に飲みに行くことを推奨しているわけではありません。講師側にもコンプライアンスがありますからね。
プライベートの距離を縮めるというより、生徒として、講師からたくさんのことを引き出すことは、払った授業料を最大限回収することでもあります。それに講師から「この子にはもっと深い技術を教えてあげたい」と思わせた方が得ですよね。
それに講師も、独自の仕事のネットワークを持っていたりします。
「僕の知り合いのディレクターが、若手を探してるんだけど、事務所が許可するなら会ってみる?」という話はけっこう転がっているものです。
仕事に対して貪欲になるという点では、声をかけてくれるのを待っているより何倍もマシだと思います。
「アイツはコネで仕事をもらっている」
この陰口を言い換えると「コネより実力で勝負しろよ」ということだと思うのですが、実力”だけ”で仕事がもらえることの方が少ないのです。
「コネで仕事をもらう」は「蛇口から水が出る」と同じくらい当然のことなのです。声優の仕事に限らず、この世のほとんどの仕事は人間関係で繋がってると言っても過言ではありません。
誰でも、信用度の高い人間と仕事がしたいものなのです。
その信用には「現場でしっかり仕事ができる技術を持っている」というものも含まれますから、もちろん実力は必要になってきます。
しかし、実力よりも初々しさが求められる仕事や、「実力はいらない」「誰でもいい」という仕事もあります。そういう仕事で声をかけてもらえるのは、人間関係があるかどうかでしかないのです。
マネージャーは頭の中のリストをペラペラとめくりながら「アイツに振ってもいいかな」と考えたりします。ズバリ、細かい仕事は「知り合い」に振るんです。
人の繋がりを作ることが、一番強い営業力なんです。コネクションを作る努力は、むしろ絶対に必要なことと言えるでしょう。
「あいつは実力が無く、ルックスだけ」
最近は「ルックスは重要」という空気が浸透してきたので、こういう中傷は減ってきましたね。
「ルックスだけだ」といのは、言い換えれば「実力はなくても目にとめてもらえるほどのルックスだ」ということですよね。褒め言葉です。なので気にする必要はありません。
声優と一言でいっても、売り方には色々な道があります。実力で売れた方が上だとか、そういうことはありません。単なるスタイルの違いです。
これは長年業界を見てきた経験でいうのですが、ルックスは磨けます。「生まれつきの差があるから磨いても仕方がない」ということはありません。磨けます!実力も見た目も磨けば光るようになるのです。
「アイツ、レッスンでいつも手を挙げて、点数かせぎしてる」
芸能界に平等性を求めるのがそもそも間違ってますね。
芸能界はバリバリの競争社会です。点数を稼いだ人が勝ちです。ひたすら貪欲に点数を稼いだ人が上に行くんです。正しいことを指摘されてるだけなので、言われても気にしなくて良いです。
レッスンは話を聞いて学ぶ講義ではありません。手を挙げて、演技を見てもらい、ダメ出しをもらって改善する場です。
チャンスは平等ではないのです。「点数稼ぎしてる」という陰口は、そのまま「アイツ、稼いでる点数高いなあ」と言われてるだけですので、遠慮する必要はありません。
まとめ
「いい子ぶってる」という陰口は、ものの見方を変えただけの言葉です。
ちゃんとしてない人たちは、ちゃんとしている人が眩しく見えるんです。
なにごともプロ意識をもって取り組んで、どんどん眩しくなってください!

