コロナ禍で、衰え、来てない?
コロナ禍で多くの人のライフスタイルが一変して、これまで使っていた筋肉が使われなくなり、実感できないまま体が衰えてしまっている人が増えている。
こう聞くと、脚の筋肉のことかな?と考える人が大半だろう。確かに在宅ワークが増えたため、出勤や退勤で歩かなくなり脚の筋肉が衰えると考えるのは自然なことだ。
以前は鋼のようだった脚が長期のステイホームですっかり弱まり、偶然出くわしたムエタイ戦士のローキック一発で沈んでしまった。前は耐えられたのに!という人は数えきれないほどいるはずだ。
脚の衰え。確かにそれもある。しかしそれ以上に衰えているのは、ズバリ顔の筋肉の方なのだ。
表情筋の衰え

いまやマスクは万人にとって必須のアイテムになっており、顔の下半分が隠れていることが日常になってしまった。
この状態では無意識のうちに大きく口を開けることを避けるようになる。そのため喋るときでも口を動かさなくなってしまう。そして筋肉の可動域が狭くなり、結果として表情筋がどんどん衰えてしまうのだ。
さらに言えることは、顔を隠すことで人に見られているという意識がほとんどなくなってしまう。するとどうなるか。顔の筋肉が、サボるようになる。
意識されない筋肉はどんどん衰える。表情筋が衰えるとどうなるかというと、老けるのだ。
出勤時はマスク着用で表情筋が弱まり、在宅勤務時は人と合わないため表情筋が衰える。『人類総表情筋ユルユル危機』が到来しているのだ。このネーミングだと全く危機感を感じないが、そこは許してほしい。
顔トレで表情筋を鍛えよう
衰えてるなら鍛えればいい。シンプルな話である。
僕がボイストレーナーとしてレッスンするときに、好評のトレーニング方法があるのでご紹介しよう。
これは滑舌向上、オーディション・面談での印象アップ、小顔効果のためのトレーニングでもあり、続ければ若々しさまでをも取り戻すことができる。
よくマッチョなアニキが「筋肉は裏切らない」と言うけど、顔の筋肉も然りなのだ。ハッキリいってオススメなので、ぜひお試しいただきたい。
舌回しトレーニング
舌回し。これは口の中で舌をグルグル回すというシンプルなものだけど、やってみると結構きついトレーニングだ。
やり方は口を閉じ、唇の裏をなぞるように舌をグルグル回すだけ。右周りに10回転、左回りに10回転やってみよう。舌や口の筋肉がかなりつらくなると思う。
このトレーニングでは『舌根』という部位が鍛えられ、
- 顔が引き締まる
- ほうれい線が消える
- 二重アゴが消える
という効果が期待できる。
さらには顔のリンパを内側から刺激することにもなり、顔の肌質改善にもなるという、なかなか良いことづくめのトレーニングだ。
個人的には全人類にオススメしたいと思うほどだ。
最大アイウエオ
これは人前ではやりにくいトレーニングだけど、やってみると自分の表情筋がいかに弱まっているか自覚できると思う。
実は顔の上半分の筋肉も、使われることがあまりなく衰えがちだったりする。目とか眉とか額の筋肉だ。
自分ではそのつもりなくても、表情筋の衰えで目の周りがドヨーンとしてしまい、暗い印象を与えてしまっている人が、実はけっこういるのだ。

やり方は、口を全力で、最大のアイウエオの形に、めいっぱい開くだけ。「ア」の形で3秒、「イ」の形で3秒、「ウ」の形で3秒…と合計で15秒やってみよう。
コツは、顔全体が口になったつもりで、目の周りや額の筋肉も一緒に使うことだ。
目の下の上唇挙筋(じょうしんきょきん)という筋肉が弱い人は意外と多い。この筋肉は「イ」の口を作るとき、口角を上げるように意識すると鍛えられる。
額の前頭筋が弱いと、目の周りの筋肉が重力に負けて無気力そうな顔になっていく。「アイウエオ」全てで、目をめいっぱい開いこう。
このトレーニングでは
- 重力で下がっていた顔が引き上がる
- 目が大きくなる
- 口角が上がる
という効果が期待できる。
このトレーニングは続けると本当に顔つきが変わってくる。誇張じゃなく全宇宙に広まって欲しいと願わずにはいられない。
この記事でも詳しく解説しているのでご参考に。
コロナ禍でも老けない顔を

特にコロナ禍でなくても、表情筋というのは使わなければ年々衰えていくものだ。ただでさえ『人類総表情筋ユルユル危機』は起こり得るのに、マスクをする機会が増えたことでそれに拍車がかかっているのは間違いない。
コロナ禍で老ける。そんなのは絶対避けたくないですか?
人は言葉よりも見た目で判断する。話し方や営業スキルを学ぶより、表情筋を鍛えた方が人に気に入ってもらいやすいのは事実だ。
目をあと0.5ミリ大きく開くだけで、口角が数ミリ上がるだけで、人に与えられる印象は劇的に変わるのだ。こりゃもうどんなメイクよりも効果的なビューティーテクニックじゃないか。
自分で言うのもなんだけど、僕は昔から表情筋を鍛えているおかげで、実年齢より10歳は若く見られることが多い。
ぜひ表情筋を鍛えに鍛えハツラツ顔になり、年齢不詳の人になってほしい。



