歯、磨いてる?
この質問には大概の人が「磨いとる」と答えると思う。もしくは「磨いとるわいワレ、なめとんのか」と凄むだろう。
じゃあ「歯間ブラシで磨いてる?」という質問には、何人が「磨いとるわいワレ」と答えられるだろうか。「しかん…、ブラシ…?」と呆けた顔で小首をかしげる人がほとんどじゃないだろうか。
今や健康維持において、オーラルケアはかなり重要視されている。「え~、せいぜい虫歯になるくらいでしょ?」という人は甘い。文字通り甘いものばかり食べてんじゃないよ。歯ブラシだけじゃなく、歯間ブラシすなわちデンタルフロスで、歯を磨くのだ。
デンタルフロス オア ダイ

歯の健康意識といえば医療大国アメリカ。保険料が高額なこともあり、アメリカの常識では病気になってから治療するのではなく、そもそも病気にならないようにする『予防医学』の考え方が当たり前になっている。
虫歯一本を治すのに日本なら数千円で済むところが、アメリカだと十万円近くかかったりするらしい。虫歯一本の治療費でプレステ5が2台買える。そりゃあ予防にお金をかけるわけだ。

身だしなみを評価されるうえでも、歯はとても重要視されている。歯は会話をするときに必ず相手の目に入り、口臭にも影響する。歯が汚れているということは、それだけで社会人としてだらしないと見なさてしまう。
もしアメリカで「虫歯になっちまったよHAHAHA」などと言おうものなら「お大事に」ではなく「こいつ意識ひくっ!ガッデム!」とマイナスの評価されてしまうのだ。おおこわ。
デンタルフロスの使用率はまだ低い
アメリカでは誰もが鬼のように歯をメンテナンスしている。だからというわけではないけど、僕も最近になってようやくデンタルフロスを使うようにしている。

このデンタルフロス、「そこまでやんなくてもいいんじゃないの?」と思う人はまだまだ多いみたいで、日本人ではまだ2~3割くらいの人しか使っていないそうだ。
しかし考えてみて欲しい、風呂で体を洗うとき、脇や股間を洗わない人を見たらどう思うだろうか。そう、「オーマイゴッド」だと思う。そいつが「どうせ見えないところだし、磨かなくてもOKOK」とか言おうものなら、あなたは何と返すだろうか。きっと「ホーリーシット」のはずだ。
歯磨きにおいて歯の間をブラッシングしないというのは、風呂で手足だけ洗って、脇と股間には一切手を付けない、それに等しいことなのだ。

「クリニカ」公式サイトより ©️ライオン
以前までは正直「そこまでしなくても大丈夫だろ」とタカをくくってた僕だけど、汚れた部分がそれだけあると一度でも意識してしまうと、もう口の中がモゾモゾしてたまらなくなってしまった。
あと、歯がキレイだとやっぱりカッコいい。カッコよくなりたいという理由は歯を大事に磨く理由として充分じゃないだろうか。そうだろう?
最初は痛いけど、すぐ慣れる
「痛いのは最初だけさ」とアダルティなフレーズが飛び出して自分でもいささか困惑しているが、実際に歯間ブラシを使ってみた感想はこの言葉通りだったりする。
最初の内は引っ掛かりが強く、そのせいで歯茎に強く当たってしまい軽く出血することもあった。「めっちゃ痛いやん。ウチ、こんなん続けられへん」と弱音を吐いてしまった。
でも今はブラシが特に抵抗もなくスッスと入っていき、キュッキュと磨けている。見えないところもピッカピカだ。擬音ばかりの説明でかなりアホっぽいけど、要するに『すぐ慣れるし、慣れたら快適』ということだ。
オススメのデンタルフロス
デンタルフロスはいろいろあるけど、個人的にオススメなのはこの形状のものだ。

Y字型と呼ぶらしい。「ラクロスのラケットみたいなの」と表現した方が伝わりやすそうだ。
この形状だとキコキコとバイオリンを弾くように歯の間を磨けて、汚れを落としやすい、ように感じる。奥歯が磨きにくそうに見えるけど、先端が若干斜めになっているため、口の奥の方でも問題なくキコキコできる。

ある程度は繰り返し使えるので、まとめて買っておいて、毎週日曜日に交換するという感じで使うのがオススメ。
歯ブラシで磨いた後でもけっこうな汚れが取れるので、めちゃくちゃスッキリします。口内環境を整えて、健康意識をひとつランクアップさせみるのはいかがでしょうか。


