「私、人見知りで・・・」と悩む方はとてもたくさんいます。
あるグループ講義の際、「自分を人見知りだと思う人~?」と聞いたところ、ほぼ全員が手を挙げましたからね。(笑)
人見知りという言葉は「自分は人見知りだから人と話せない」と自分を追い込んでしまう呪いのようなものです。
その呪いは軽いうちに解除しておいた方が、人生において絶対にトクです。
自分は人見知りだ!と思っている人は、是非読んでみてください。
「人見知り」は特殊なことではない

多くの人がイメージする「人見知り」というのは、
- 初対面の人に自然に話しかけられない
- 打ち解けるのに時間がかかる
といった感じのものですよね。
でも、そんなことは人見知りかどうかは関係なく、誰だってそうなんです。
というより、初対面の人を相手にいつも通りの自分でいられる人の方が、ちょっとおかしいくらいです。
多くの人は自己紹介の場などで、「自分は人見知りなので」と言ってるのを聞いたことがあるのではないでしょうか。そして「あ、自分以外にも人見知りの人がいた!」とちょっと安心したりしませんでしたか?
みんな人見知りなんです。安心してください。あなただけじゃありません。その場にいるみんな、初対面は怖いんです。
「人見知り」と「緊張」は別モノ
「人前だと緊張する」=「自分は人見知り」と考えてしまう人も結構います。
ですが、緊張とは未知のものに触れるときは常にして当たり前のことで、人間の正しい反応です。むしろ、初めての人と会う、オーディションやプレゼンで発表する、といった大事な場面で緊張していない方が問題でしょう。
初対面でも明るく話せる人は、
- 頑張って勇気を出している
- 早く緊張状態から抜け出したい
- 仕事と割り切っている
- 自分から話した方が優位性をとれることを知っている
という意識を持っているだけで、まったく緊張していないわけではないのです。
プロも緊張することを知っておく

講師をやっているとよく言われるのですが、
「講師だから、どこでも緊張せずハキハキ喋れるんでしょう?」
といったことです。
そう言いたくなる気持ちは分かります。でも、そんなわけないんですよ。
俳優はいつでも瞬間的に何かを演じられるんでしょ?みたいな。
プロレスラーはいつでも流血できるんでしょ?みたいな。
裁判官はいつでも「静粛に!」って言うんでしょ?みたいな。
実際、そんなことは全くありませんよね。
プロの声優とお会いしたことは何度もありますが、役者には基本的に内向的な人が多いので、初対面だとお互いに普通に緊張します。
明るい役を演じることが多い方でも、キャラクターが外れれば普通の人と変わらないのです。
仕事だからスイッチを入れてるんです。
どんなプロでも
(初対面の人!緊張するー!うわー!変な空気になったらどうしよう!でも、このままじゃ話が進まない)
「こんにちは!今日はよろしくお願いしますね!」
というふうに、事態を前に進めるために緊張を乗り越えているんですね。
まとめ
「人見知り」というものは、ほとんどの場合は誰かから言われるより、自分で自分を評価する際に使われます。
自分にレッテル張りをしてしまうことで、自分の行動を制限してしまうのは非常にもったいないと思います。
対人恐怖症で真剣に悩んでいる方は、ひとりで悩まずにちゃんとしたカウンセリングを受けてみてくださいね。

