声優養成所や専門学校のレッスンに通いはじめ、しばらく経つとマンネリ化を感じてくると思います。
なんとなく通い、なんとなくレッスンを受けて、なんとなく帰る。始めた当初はあんなに情熱にあふれていたのに・・・。という人は少なくありません。
それでも、

レッスンを続けていれば、いつかデビューできるはず・・・
なんて思っていませんか?
こういった「なんとなく感じるマンネリ感」を放置していると、日に日にテンションが下がり、最後にはレッスンに行くことすら面倒くさくなってしまい、退所するパターンに陥ります。
入所半年で辞める人は結構多い
「高いお金を払って入所したのに、辞めるなんてとんでもない!私はそんなことしない!」と思いますか?
実際は入所して1年と経たずに辞めていく人はかなりたくさんいます。1年目より2年目、2年目より3年目ほど、レッスンの参加率は落ちていきます。
私のある養成所時代では、3年目の準所属選考クラスに10人ほどの生徒が在籍していたのですが、半年後には3人しかレッスンに来てませんでした。辞めてしまった人もいますが、籍は残ってるのに来ない人も多数いましたね・・・。
入所金+月謝で少なくとも年間100万円以上かかっていても、気持ちの力の方が強いんですね。
「うまくなる気がしない」とか「なんのためにやっているのかわからない」といった、ボンヤリとした不安が膨らんでいき、レッスンに行くのが億劫になってしまうのです。
・入所半年で来なくなる人は多い。
・原因はなんとなくのモチベーションの低下
テンションを落とさないために

逆に言えば、レッスンに対するテンションを落とさなければ、継続に繋がります。ただそれだけで、生き残り競争から脱落することはなくなるでしょう。
せっかくかけた時間とお金を無駄にしないためにも、以下のことに注意してライバルと差をつけるようにしてみてください。
差をつける方法①周りと同化しない
養成所や専門学校でモヤモヤしている人は、周りの人のモチベーションの低さに引っ張られています。
周りがダラダラしている人たちだと、自分も少なからず影響をうけます。人は良くも悪くも周りに合わせる性質があるからです。
芸能界において「みんなと一緒に頑張る」というのは幻想でしかありません。ユニットでデビューの予定があるならまだしも、レッスン生の段階では、クラスメートというのはたまたま入所時期が同じだっただけの競争相手です。
共同で作業する以上、人間関係を築いておくことは大事ですが、モチベーションやクオリティまで合わせる必要は一切ありません。

みんな課題の台本を読んできてないし、私もやんなくていいや!
↑こういうふうに考えてると、みんなと一緒に落ちていくだけです。
周囲と差をつけるには、周囲と同じ行動、考え方ではいけないのです。
差をつける方法② マンツーマンレッスンのつもりで受ける
コツは、受けているレッスンを講師とのマンツーマンレッスンだと思うことです。
「え?でも同じ空間にクラスメートがいるじゃん」と思うかもしれませんが、その人たちのことはギャラリーだと思いましょう。
しかしクラスメートが前に出て演じているときは、自分がギャラリーになってはいけません。そのときは前にいるクラスメートを教材だと思ってください。
自分の中ではレッスンを受けているのは自分一人なので、講師の言葉はすべて「自分に言っている」と思って聞きましょう。他の人の演技のダメ出しや叱りの言葉も、自分に向けられていると思ってください。
もちろんレッスンが終われば、対等なクラスメートとして仲間意識をもって接しましょう。
差をつける方法③ お金の意識を高く持つ

レッスンをぼーっと受ける人は、そのレッスンに自分がいくら払っているかを忘れています。
入所金を払った春は過去になり、月謝も自動引き落とし。お金に対する意識はどんどん薄れていきます。直視したくないというのもあるでしょう。(何万というお金が出ていくのを見るのはしんどいですしね)
ただ、多くの人が忘れている大事なことは、その大金で何を買ったかということです。
これは私の考え方ですが、買ったのはレッスンを受ける権利ではなく、年度末に行われるオーディションに参加する権利です。
オーディションは長くてもたった数日間、1日に与えられる時間は数分です。そのわずかな時間に、100万円近くのお金を払ったのです。
こう考えると、身が引き締まりませんか?
もしくは、支払った総額を年間のレッスン数で割って、1回のレッスン単価がいくらなのか計算してみてください。
あなたが養成所に年間50万円支払っているとします。
そうするとひと月あたり4万円ちょっと。
一週間あたり約1万円です。
レッスンが週一回のペースだとすると、1レッスンあたり1万円です。
レッスンに行くたびに、その金額をサイフから支払っていると思ってください。 絶対に元を取ってやる!と思えませんか?
1年という長い期間にならしてしまうから、払ったお金の価値が薄れてしまうのです。
- クラスメートは一緒に上っていく仲間じゃない
- レッスンはすべてマンツーマンのつもりで!
- お金、大事に
まとめ
「ライバルに差をつける」と聞くと、なにかすごいコツとか秘訣とかを想像してしまうと思いますが、実際はちょっと考え方を変えるだけで良いのです。
大多数の人は楽なほうに流れていきやすいので、そうならないようにするだけで、平均以上の存在になることができます。
この記事で述べたようなことを意識してレッスンを受けていくと、おのずと役者としての力量も上がっていきます。大事なのはコツや秘訣で一気に伸びることではなく、日々の学びを大事にすることなんですから。

